悩む人NASを買ったけど、HDDって何を選べばいいの?4TBを2台って言われたけど、そもそもなぜ2台必要なの?WDとSeagate、どっちがいいのかわからない…。
こんな悩みを解決する記事です。
本記事の内容
- NAS用HDD4TBを2台選ぶときの結論
- 初心者でも失敗しないおすすめHDDの選び方
- よくある質問への回答
ぼくも2027年3月ごろにUGREEN DXP2800を導入する予定で、今まさにHDD選びで悩んでいる最中です。
そこで今回は「専門家として教える」というより「一緒に選んでいく仲間」というスタンスで、僕が調べた内容をそのままシェアします。
「NAS用HDDって何を基準に選べばいいの?」と悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
※記事を読むのがめんどうな方は、以下を購入すると失敗はありません。
NAS用HDDは「4TB×2台」がなぜ選ばれるのか


家族の写真・動画を保存するなら「4TB×2台のRAID1構成」が初心者にはおすすめです。
なぜなら、容量が足りて、しかも「HDDが1台壊れても、もう1台にデータが残る」という安心感があるからです。
いきなり「RAID1」と言われても、ピンとこない方もいるかもなので、まずは専門用語をサクッと整理しておきます。
専門用語をひとことで整理
| 用語 | 説明 |
|---|---|
| NAS用HDD | NASの中に入れて使う専用HDD。24時間365日つけっぱなしでも壊れにくい設計 |
| RAID | 複数のHDDを組み合わせて、1つのドライブのように扱う仕組み |
| RAID1 | 2台のHDDに同じデータを同時に書き込む方式。1台が壊れてもデータが残る |
それぞれ上記のとおりです。
なぜ普通の内蔵HDDではダメなのか?
パソコンに入っている普通のHDDでも、動かせないわけではありません。
ただ、NASは基本的に電源を入れっぱなしで使うものです。
普通のHDDは、そこまで長時間の連続稼働を想定していないものなので、故障のリスクが高くなりやすいというデメリットがあります。
一方でNAS用HDDは、長時間の連続稼働を前提に作られています。
だからこそ、NASにはNAS用HDDを選ぶことが推奨されているわけです。
このあたりについては【NAS用HDDはCMRを選ぼう】SMRとの違いを初心者向けに解説で深堀りしてます。
※おすすめHDDを2つ紹介
代表的なモデルを、簡単な比較表にまとめました。
| 商品名 | ①WD Red Plus 4TB | ②Seagate IronWolf 4TB |
|---|---|---|
| 位置づけ | NAS用HDDの定番シリーズ | WD Red Plusと並ぶ定番シリーズ |
| 人気 | Amazonベストセラー常連 | NASユーザーからの支持も厚い |
| 選びやすさ | 初めての1台として選びやすい | Red Plusと比較検討されることが多い |
どちらが優れているというより、それぞれに特徴があるというイメージです。
詳しい比較は、また別の記事でじっくり深掘りする予定です。
今回はまず「どちらもNAS用HDDとして信頼されている選択肢」ということだけ、押さえておいてください。
NAS用HDDの具体的な選び方の手順


次の順番でチェックしていくと失敗しにくいです。
- STEP1:必要容量を決める
- STEP2:CMR/SMRの違いを確認する
- STEP3:静音性・消費電力をチェックする
- STEP4:NAS本体(2ベイ)との相性を確認する
- STEP5:購入・取り付けイメージをつかんでおく
それぞれ詳しく見ていきましょう。
STEP1:必要容量を決める
まず考えたいのは「自分の家庭に、どれくらいの容量が必要か」です。
子供の写真・動画をよく撮る家庭は、想像以上にデータが増えていきます。
当たり前ですが、データは消さなければ消えません。取れば撮るだけ増えます。
将来分も見込んで、少し余裕をもった容量を選んでおくと安心です。
»NAS HDD容量の選び方|4TB・6TB・8TBを写真動画量から逆算
STEP2:CMR/SMRの違いを確認する
HDDには、大きく分けて「CMR」と「SMR」という2つの記録方式があります。
- CMR:データを重ねずに記録する方式
- SMR:データを一部重ねて記録する方式
NAS用途では、基本的にCMR方式のHDDが推奨されています。
購入前に、必ずこの部分をチェックしておきましょう。
»【NAS用HDDはCMRを選ぼう】SMRとの違いを初心者向けに解説
STEP3:静音性・消費電力をチェックする
NASは自宅に置いて、長時間動かし続けるものです。
そのため「音が気にならないか」「電気代がかさみすぎないか」も、意外と大事なポイントになります。
リビングや寝室の近くに置く予定がある方は、事前に確認しておくのがおすすめです。
STEP4:NAS本体(2ベイ)との相性を確認する
HDD単体だけでなく、NAS本体との相性も確認しておきましょう。
対応容量や対応台数は、NAS本体によって異なります。
購入前に、公式サイトなどで対応状況をチェックしておくと安心です。
STEP5:実際の購入・取り付けイメージ
初めてNAS用HDDを購入するときは、意外と「取り付け」でつまずく人が多いです。
多くのNASは、ドライバー不要でトレイに差し込むだけの設計になっています。
とはいえ、初めてだと「本当にこれで合ってるの?」と不安になりますよね。
不安な方は、購入前に取り付け方法の説明動画を一度チェックしておくと、落ち着いて作業できると思います。
NAS用HDDに関するよくある疑問


ここからは、よくある疑問に答えていきます。
Q. 4TB×2台じゃなくて8TB×1台じゃダメなの?
8TBを1台だけ使う場合、容量は足りるかもしれません。
ただ、その1台が壊れてしまうと、データがすべて消えてしまいます。
RAID1であれば、1台が壊れてももう1台にデータが残ります。
そのため、初心者には「4TB×2台のRAID1構成」がおすすめです。
Q. 普通の外付けHDDじゃダメなの?
外付けHDDでも、保存自体はできます。
ただ、家族みんなでスマホから同時にアクセスしたり、自動でバックアップを取ったりするのは苦手なタイプです。
家族で共有しながら使いたい場合は、NASのほうが向いています。
Q. HDDが1台壊れたらどうなるの?
RAID1構成であれば、1台が故障しても、もう1台のデータは残ります。
ただし、ここで誤解しないでほしいことがあります。
RAID1は「バックアップ」ではありません。
誤って削除してしまった場合や、NAS本体自体が故障・盗難にあった場合は、RAID1だけでは守り切れないのです。
「RAID1=絶対安全」ではないということだけは、頭の片隅に置いておいてください。
Q. 予算を抑えたい場合はどうすればいい?
まずは4TB×2台の最小構成からスタートするのがおすすめです。
必要になったタイミングで、容量を追加したり買い足したりすることもできます。
最初から完璧を目指さず、まずは小さく始めてみるのも一つの方法だと思います。
HDDに迷っている方は、以下を選んでおけば間違いはないです。
まとめ:NASと合わせてHDDも購入しましょう


結論として、家族の写真・動画を保存するなら「4TB×2台のRAID1構成」が、初心者にとって一番失敗の少ない選び方です。
チェックすべきポイントは、次の4つでした。
- 容量
- 記録方式(CMR/SMR)
- 静音性・消費電力
- NAS本体との相性
この4つを順番に確認していけば、大きく選び方を間違えることはないはずです。
今回はHDD選びについて解説しましたが、そもそも「どのNAS本体を選べばいいのか」で悩んでいる方もいるかもしれません。
その場合は、あわせて以下の記事を参考にしてみてください。

