【家族写真を守る】3-2-1バックアップとは?中学生でも分かる

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悩む人

1つの端末に写真を保存しているだけで安心していますが、本当に家族の思い出を守れているのか不安です。

こんな悩みを解決します。

本記事の内容

  • 写真の3-2-1バックアップとは?中学生でもわかる考え方
  • 「RAID1にしてるから大丈夫」は、実は誤解です
  • うちの場合、3-2-1は当てはまっている?チェックリストで確認
  • 今夜やること|家族写真を3-2-1で守る具体的な手順
  • 仕組みを作ったあと、何もしなくていいわけではありません

この記事は、NASや写真データの保存方法について、公式情報をもとにリサーチしたうえで書いています。

専門的になりすぎず、初心者の人でもそのまま実践できるように、できるだけやさしい言葉でまとめました。

読み終えるころには、今夜から何をすればいいのかが、はっきり分かるようになるかなと。

大切な家族の写真を、これからもずっと安心して残せるように。
ぜひ最後まで読んでみてください。

もくじ

写真の3-2-1バックアップとは?中学生でもわかる考え方

写真の3-2-1バックアップとは?中学生でもわかる考え方

3-2-1バックアップとは「3コピー・2メディア・1オフサイト」を示しており以下の考え方です。

「3つのコピーを、2種類の場所に、1つは家の外に置く」

どんな事故が起きても、必ずどこかに写真が残るようにするための仕組みです。

一つずつ、具体的に見ていきます。

3つのコピーとは、同じ写真を3か所に置くこと

同じ写真データを、3つの場所にコピーしておく、という意味です。

たとえば、NAS・外付けHDD・クラウドの3か所です。

どれか1つが壊れても、残り2つに写真が残っている状態を作ります。

2種類のメディアとは、壊れ方が違う保存先を混ぜること

メディアとは、写真を入れる機器のことです。
(※HDDやクラウドなど、保存するための入れ物のことです)

同じ種類の機器だけを使うと、同じ原因で同時に壊れる可能性があります。

そのため、たとえばNAS+クラウドのように、壊れ方の違う2種類を組み合わせます。

1つのオフサイトとは、家の外にも1つ置くこと

オフサイトとは、自分の家とは別の場所のことです。
(※家以外の、離れた保存先という意味です)

火事や水害は、家の中すべてを一度に巻き込むことがあります。
だからこそ、家の外にもコピーが必要になるのです。

クラウドや、実家に置く外付けHDDなどが、オフサイトにあたります。

このルールは、アメリカの写真家であるピーター・クローグ氏が提唱したものです。

写真という、二度と撮り直せないデータを守るための考え方として、広く知られています。

「RAID1にしてるから大丈夫」は、実は誤解です

「RAID1にしてるから大丈夫」は、実は誤解です

NASを使っている方は、RAID1の構成で組んでいるかと思います。

しかし、RAID1にしていても、それだけでは十分なバックアップとはいえません。

たしかにRAID1は、HDDの故障には強い仕組みですが、それ以外の事故には対応できないので。

RAID1が守ってくれるのは「HDD1台の故障」だけ

RAID1とは、同じデータを2台のHDDに同時に書き込む仕組みです。
(※片方が壊れても、もう片方から復元できる仕組みのことです)

つまり、守ってくれる範囲は「HDDが1台壊れたとき」に限られます。

それ以外のトラブルには、力を発揮できません。

誤削除、NAS本体の故障、水害、盗難には無力

たとえば、次のようなケースでは、RAID1は無力です。

  • 写真を誤って削除してしまった
  • NAS本体そのものが壊れた
  • 水害や火事にあった
  • NASごと盗まれた

RAID1は2台のHDDに同じ内容をコピーする仕組みです。

NAS本体が壊れたり、家ごと被害にあったりする事態までは、想定されていません。

RAID1は「HDDの故障対策」であって、バックアップそのものではないのです。

この違いを理解しておくことが、家族の写真を守る第一歩になります。

より詳しい違いは、以下の記事で解説しています。

うちの場合、3-2-1は当てはまっている?チェックリストで確認

うちの場合、3-2-1は当てはまっている?チェックリストで確認

まずは、いま自分の家がどの状態にあるかを確認してみましょう。

足りていない部分が分からないと、対策のしようがないからです。

3つのコピーを、以下のように当てはめて考えてみてください。

コピー1:NAS本体(作業用データ)

ふだん使っている、写真の元データです。

日常的に見たり、追加したりする場所になります。

コピー2:外付けHDD、またはNAS内の別ドライブ

NASとは別の機器に、もう1つコピーを持っておく状態です。

すでに外付けHDDを使っている人は、このコピー2はクリアできています。

コピー3:クラウド(オフサイト用)

ここが、多くの家庭で抜けやすいポイントです。

NASと外付けHDDだけの場合、どちらも自宅の中にあるので、火事や水害が起きたときは、両方とも同時に被害を受けてしまいます。

なので家の外にもう1つ、具体的にはクラウドにデータを保存しておきましょう。

クラウドも有料なことが多いので、【利用期間の比較】写真保存はクラウド月額とNASはどっちが安い?を参考にしてもらえるといいかなと。

まだNASを持っていない人は、そもそもNASが必要かどうかから確認してみてください。
»写真保存にNASは必要?買って後悔する人・向いている人を徹底解説

NASを検討している人には、こちらの記事も参考になります。
»NASで写真を保存する方法|初心者でも使える?選び方から容量まで解説

今夜やること|家族写真を3-2-1で守る具体的な手順

今夜やること|家族写真を3-2-1で守る具体的な手順

今夜やるべきことは、たった3つだけです。

仕組みさえ作ってしまえば、あとは自動で回るようになります。

今すぐ確認すること(NASの設置場所、既存バックアップ先の数え方)

まず、自分の家のNASがどこに置いてあるか確認してください。

床に直接置いている場合、水害のときに浸水しやすくなります。

できれば、床から少し高い位置に置き直しましょう。

あわせて、いま自分のコピーが何か所あるかも数えてみてください。

今日中に用意するもの(クラウド、または実家などに置く外付けHDD)

コピー3(オフサイト)が抜けている場合は、今日中に用意します。

用意する方法は、大きく2つです。

  • クラウドサービスに契約する
  • 外付けHDDを買って、実家など別の場所に置く

すでにNASと外付けHDDを持っている人は、この組み合わせ方も参考にしてください。

一度設定すれば自動で回る仕組みにする方法(自動バックアップ設定)

手動でコピーを続けるのは、正直大変です。

そのため、自動バックアップの設定をしておくことをおすすめします。

一度設定してしまえば、あとは何もしなくても、定期的にコピーが作られ続けます。

これで、二度と自分で作業する必要はなくなります。

仕組みを作ったあと、何もしなくていいわけではありません

仕組みを作ったあと、何もしなくていいわけではありません

仕組みを作ったあとも、年に1〜2回だけは確認が必要です。

機器の不具合や設定ミスは、誰にでも起こり得ますので。

年に1〜2回でいい、動作確認のタイミング

お盆や年末など、家族が集まるタイミングで確認するのがおすすめです。

実際にバックアップ先を開いて、写真がきちんと入っているかを見るだけで十分です。

子どもの成長にあわせて増える容量への向き合い方

子どもが成長するにつれて、写真や動画の量は増え続けます。

そのため、容量が足りなくなってきたときは、機器の買い替えも検討しましょう。

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