4K動画は何TBで足りる?保存容量を家族の撮影量から計算しました

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悩む人

写真だけでなく4K動画もまとめて保存しているせいか、想像していたよりずっと早いスピードで容量が埋まっていく感覚があった。この先いったい何TBあれば、家族の写真や動画を消さずに、これから先もずっと安心して残していけるのかな?

こんな悩みを解決します。

本記事の内容

  • そもそも4K動画はなぜこんなに容量を圧迫するのか
  • うちの家族は何TB必要?撮影シーン別・年数別シミュレーション
  • 一眼カメラを追加すると、必要容量はどう変わるか
  • 容量が分かった後、どこに保存すればいいのか
  • 大容量の4K動画を「消さずに」「安心して」残すという選択肢
  • まとめ:今の容量ではなく、これから先の容量で考える

ぼくは子ども一人の3人家族で、まさに同じ悩みを抱えてきたひとりです。

iPhoneの容量不足に何度も悩まされ、いまはNAS導入を本気で検討していて、2027年3月ごろにUGREEN DXP2800を自宅に導入する予定です。

ブログ歴は4年になりますが、専門用語をできるだけかみ砕いて、初心者にも分かりやすく伝えることを大切にしてきました。この記事も、その視点で書いています。

なお、この記事の結論ですが、4K動画を保存していく場合は2TBほど必要です。

本記事を読み終えるころには、今の容量だけでなく5年後・10年後を見据えた保存計画が見えてくるはずです。

もくじ

そもそも4K動画はなぜこんなに容量を圧迫するのか

そもそも4K動画はなぜこんなに容量を圧迫するのか

結論として、4K動画はフルハイビジョン(フルHD)に比べて、記録する情報量そのものがけた違いに多いからです。

4Kはフルハイビジョンの何倍のデータ量なのか

4Kの解像度は横3840×縦2160で、フルHD(横1920×縦1080)のちょうど4倍の画素数になります。

画素が4倍あるということは、1コマあたりに記録する情報量も単純に増えるということです。

そのため4K動画は、同じ撮影時間でもフルHDより明らかに大きなファイルサイズになります。

画質のきれいさと引き換えに、容量を大きく消費する仕組みだと理解しておくと納得しやすいと思います。

iPhoneの「HEVC」と「H.264」で容量が変わる仕組み

iPhoneのカメラ設定には「高効率」と「互換性優先」という項目があります。

高効率を選ぶとHEVC(H.265)という新しい圧縮方式で記録され、同じ画質でもH.264より小さいファイルサイズに抑えられます。

一方で互換性優先(H.264)は、古いパソコンやアプリでも再生しやすい代わりに、ファイルサイズが大きくなります。

基本的には、初期設定のままの高効率(HEVC)を選んでおけば、画質を保ちながら容量を節約できるので安心です。

このように、4K動画が容量を圧迫する背景には「解像度の高さ」と「記録形式」という2つの要因があります。

【計算】4K動画1分・1時間でどれくらいの容量になるのか

【計算】4K動画1分・1時間でどれくらいの容量になるのか

ここでの答えは、4K60fpsのHEVC形式で撮影した場合、1分あたりおよそ400MBの容量になるというものです。

4K30fpsと4K60fpsでの容量差

4K動画には30fps(1秒間に30コマ)と60fps(1秒間に60コマ)という選択肢があります。

60fpsは30fpsの2倍のコマ数を記録するため、その分だけファイルサイズも大きくなる傾向があります。

撮影モードごとの容量目安を整理すると、次のようになります。

撮影モード(HEVC)1分あたりの目安1時間あたりの目安
4K/30fps約170MB約10GB
4K/60fps約400MB約24GB

なめらかな映像を残したい運動会の徒競走などは60fps、日常のちょっとした記録なら30fpsと使い分けるのも一つの手です。

1回の運動会・誕生日でどれくらい消費するか(具体例)

上の表の4K30fpsの目安を使うと、1時間の撮影でおよそ10GB前後を消費する計算になります。

運動会のように、朝から夕方まで撮影が続く場合は、休憩を挟んでも2〜3時間分、つまり20〜30GB前後を見込んでおくと安心です。

誕生日会のような数十分の撮影であれば、数GB程度に収まることが多いです。

ここまでで「1回あたり」の容量感はつかめたと思います。

次は、これを1年間、そして家族全体の単位に広げて考えていきます。

撮影シーン別・年数別シミュレーション

うちの家族は何TB必要?撮影シーン別・年数別シミュレーション

3人家族(子ども1人)であれば、1年間の4K動画だけでもTB単位に近づいていきます。

3人家族(子ども1人)が1年間に撮る動画量の目安

子どもがいる家庭では、運動会・発表会・誕生日・旅行・七五三など、年間を通して撮影機会が定期的に訪れます。

たとえば、運動会2時間・発表会1時間・誕生日1時間・旅行3時間・七五三1時間というように、1年間で4K/30fpsの動画をあわせておよそ10時間ほど撮影したと仮定してみます。

先ほどの「1時間あたり約10GB」という目安に当てはめると、行事の動画だけでも年間で100GB前後になる計算です。

これはあくまで一例としての試算であり、実際の撮影時間は家庭によって前後しますが、日常のちょっとした撮影や写真の容量も加わることを考えると、実際にはこれ以上のペースで容量が増えていくと考えておいたほうが安心です。

子どもの成長に合わせて、5年後・10年後はどうなるか

ここが多くの記事があまり触れていない、時間軸の話です。

先ほどの「年間およそ100GB前後」という目安がそのまま5年、10年と積み重なっていくと考えると、動画だけで500GBから1TBに近づいていくイメージになります。

子どもが成長するにつれて、運動会の学年が上がり、卒園・入学・卒業といった一生に一度のイベントも増えていきます。

さらに、子ども自身がスマホや動画に触れる機会も増え、家族全体の撮影量そのものが年々右肩上がりになっていく家庭が多いです。

とはいえ、今の容量ぎりぎりでやりくりできているから大丈夫、と感じる人もいるかもしれません。

しかし今年ちょうど収まっている容量は、来年には足りなくなっている可能性が高いです。

だからこそ、今の撮影量だけでなく、5年後・10年後に増えることを前提にして、余裕を持った容量設計を考えておくことが大切です。

我が家は4TBくらい必要になると判断しました

なお、我が家は4TBを想定しています。

理由は、写真・動画以外のデータも保存するからです。

写真と動画で年間100GBであれば、2TBもあれば十分かと思いますが、ぼくの場合は副業で色々データを保存しています。

そういったプラスαのデータも考慮すると、2TBじゃ足りないなと言うことで4TBにします。大いに越したことはないですからね。

一眼カメラを追加すると、必要容量はどう変わるか

一眼カメラを追加すると、必要容量はどう変わるか

結論から先にお伝えすると、一眼カメラを導入すると、これまでの容量計算が通用しません。

一眼カメラはiPhoneよりもさらに高いビットレートで記録できる機種が多く、同じ4K動画でもファイルサイズが大きくなりやすい傾向があります。

具体的には4K動画のデータは1分あたり750MBほど。1時間で45GBくらいになります。

加えて、写真もRAW形式で撮影する場合、1枚あたりのデータ量がスマホの写真とは比べものになりません。

一眼カメラの導入を少しでも視野に入れているなら、iPhoneだけの容量計算より一段階余裕を持たせた保存先を検討しておくほうが、あとから慌てずに済みます。

容量が分かった後、どこに保存すればいいのか

容量が分かった後、どこに保存すればいいのか

iPhone本体だけで完結させるのは現実的ではないというのが率直な意見です。

iPhone本体だけで完結させることの限界

iPhoneの内部ストレージは、写真や動画専用のスペースではありません。

アプリやシステムデータも同じ容量を使うため、動画で埋め尽くしてしまうと、本来の使い勝手そのものが悪くなってしまいます。

将来の増加分まで見込むと、iPhone本体だけに頼る保存方法には、早い段階で限界が来ると考えておいたほうがよさそうです。

iCloudなどクラウド課金を続けた場合の見えないコスト

クラウドは手軽に容量を増やせる反面、使うほど月額料金も上がっていく仕組みです。

数百円のプランから始めても、家族の写真や動画が増えるたびに、より上位のプランへ乗り換えることになりがちです。

その場しのぎで払い続けている感覚があるなら、それは月額コストが将来にわたって積み重なっていくサインでもあります。

外付けHDDだけで大丈夫か、その注意点

外付けHDDは、初期費用だけで大容量を確保できる手軽さが魅力です。

一方で、HDDは消耗品であり、突然の故障によってデータそのものが読み出せなくなるリスクもゼロではありません。

写真や動画を長期で残すことを前提にするなら、HDD単体運用のリスクと向き合っておく必要があります。

外付けHDDとクラウドを比較しながら長期保存のリスクを整理した記事も、あわせて読んでおくと判断材料が増えます。

大容量の4K動画を「消さずに」「安心して」残すという選択肢

大容量の4K動画を「消さずに」「安心して」残すという選択肢

まず伝えたいのは、消す・消さないで悩まなくて済む保存の仕組みを、早いうちに整えておくのが一番の近道だということです。

写真や動画を消したくないという気持ちは、単なる整理の話ではなく、思い出そのものを失いたくないという感情に直結しています。

だからこそ、容量が足りなくなるたびに削除するかどうかを迫られる状態そのものを、根本からなくしていく発想が必要になります。

その選択肢のひとつが、自宅に置く大容量ストレージ、いわゆるNASです。

NASは、家族の写真や動画をまとめて保存できる場所として、クラウドの月額課金や外付けHDD単体の不安とは違うアプローチを取れる保存方法です。

とはいえ、そもそも自分の家にNASは本当に必要なのか、まだ判断がつかない人も多いはずです。

NASが本当に必要かどうかは写真保存にNASは必要?買って後悔する人・向いている人を徹底解説をご覧ください。

写真も含めたトータルの必要容量をあらためて確認したい人は、家族単位で必要なTB数をまとめた記事もあわせてチェックしてみてください。

まとめ:今の容量ではなく、これから先の容量で考える

まとめ:今の容量ではなく、これから先の容量で考える

ここまで、4K動画がなぜ容量を圧迫するのかという仕組みから、1分・1時間あたりの具体的な容量、そして家族単位・年数単位でのシミュレーションまでを見てきました。

今の容量にぎりぎり収まっているかどうかではなく、5年後・10年後も安心して残せるかどうかで考えることが、結局は一番の近道になります。

その場しのぎでクラウドの容量を上げ続けるのか、それとも長期的な保存の仕組みを整えるのか、この記事が判断材料のひとつになれば嬉しいです。

もっとNASについて知りたいと感じた人は、NASの基本と写真保存への使い方をまとめた入門記事もあわせて読んでみてください。

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